おはよう

挨拶 CEO

喜楽湯

埼玉の黎明期を彩るdopeでswagな銭湯

おれにもびっくりしていることがある。自分の高校の友人が熱海で土産物屋を立ち上げ、京都のサウナの梅湯の店長さんやアパレル店さん等々と、いろんな企画を打ってすっごい楽しそうにしているのをたまにSNS上で見かけるが、それにもっと注視していればよかったということ!

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今回訪れたのは埼玉県川口市。川口は赤羽の次の駅で、赤羽のことを埼玉県でしょみたいに仰せらるるシティ何某の方々も多いが、おれは川口が東京の端っこなのだと思っている。6/14/2018訪浴

今回は仕事帰りに駅から徒歩で向かったが、閑静な住宅街の中にこの銭湯はある。事前の下調べ等せず位置だけ確認してgoしたので着いてびっくり。何とも大きな古い建物であるが、店頭は何だか今風な装飾に包まれて、チャンダン香のようなオリエンタルな香りまでしてくる、極め付けには三線の音だ。

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木鍵ロッカーと券売機がある。なんかこういう銭湯に券売機って・・・新しい・・。タオルは貸し出し有、リンスインシャンプーとボディーソープも備え付けのものがあるという。それで430円。サウナも無料!券売機のボタンには、こだわりの貸出シャンプー等あった。

フロントの番頭さんが三線を弾いている。ロン毛のイカしたチャンニーだ(失礼)。靴箱の鍵を渡して自分のロッカーキーを渡されスタンプカードの説明をされた。飲み物や粗品のプレゼントがあるようだ。辺りを見渡すと、キャップやらTシャツやらのグッズなんかが目に入る。こりゃあ新しい、なあ。「ここ、新しいんですか?」目から入った情報をそのまま、条件反射/脊髄反射的に口にすると、「はぁ」昔からここにあった銭湯を、改装したりして経営してる団体があって(詳しくはわからないのですみません)そんな形で彼もここにいるのだと話してくれた。その時ハッと、その彼の被っている帽子に"湯"の文字を確認して、またつい「それ、湯キャップですか」と訊いてしまった。何で知ってるのという表情をされたようなされてないような気もするが、それが上で述べた妙な繋がりである。自分の旧友がコラボしていた案件があって、かつてSNS上で見た(調べて見たら最近も上がってたのだけれど)記憶の底に沈殿していたその写真がふとした拍子に浮かび上がってきたのだ! 聞いてみると、その番頭さんも彼の知り合いでした。わあーすごい偶然もあるなあと、簡単な話をして、男湯の暖簾をくぐった。

脱衣所は好きな人は好きだろう、椅子なども適度に配置されていて、想像以上の品揃えの漫画本が置いてある。ドラゴンボールからバガボンドよつばとテルマエロマエだの東京グールとか・・・自分が何となく知ってるのでも、ある。すごくある。ロッカーの前を横切って巻数を進める人、ずっと読んでる人もいた。脱衣所にとは斬新だけど、これが落ち着く場所なんだからまあそれはそれで素敵だな、と思った。

さて今宵は様々な想いを抱きながらの浴場である。まず目に飛び込んでくるのはナウい(死語)壁画!運動会みたいな旗が頭上に吊ってある!そんな塩梅である!こういう解釈で来るか、というか。手作り感と懐かしレトロさが相まっていい感じを醸し出していた。そんで若者がおおい!まるでこのテーマパークの虜になったように、サウナや水風呂を楽しんでいるではないか!!(おれはおじさんグループ)

浴場はとてもコンパクトな作りで、バイブラ水風呂とジェットやジャグジー付きの大風呂、あとサウナ。うむ、必要十分!水風呂も冷たすぎず(体感20度くらい)サウナのサイクルは捗りそう。湯温は低いような気がしたがこれはずっと入ってられそうなので逆にサイコー:ホームページを覗くと井戸水を薪で焚いているようで冷めにくいお湯なんだそうだ。浴槽の黒ずみはないし清掃はかなり丁寧に行き届いている印象。浴槽に浸かり目線の高さには番頭さん著の"ポカポカ新聞"が貼ってある。こういう精神が堪らなくいいなあと、全部読んでしまった。ちなみに番頭さんは芸人らしい。ラジオ番組とかやってるらしい。そんで、サウナには12分計。この規模の銭湯ではまじで初めて見た。気遣いof気遣いなのか、ここまで来るとこれは行き過ぎたこだわりなのかとも疑わしくなるが、それ結局いい効果しか生まないからいいんじゃないの結局と繰り返される諸行無常よみがえる性的衝動!天井は高く、水色ではないどことなく体育館を思わせるような全体の造り。旗もあるし。男女湯の垣根は低めだなあと思った。

サウナと適温の水風呂、お風呂に浸かり体も心もポカポカで脱衣所へ戻る。相変わらず漫画を読んでゆったりしている人たちがいる。フロントではパンクIPAが売っている。若い人たちが番頭さんと話している。冷蔵庫の上には猫がいて名前は「タタミ」ちゃんというらしい。客にも嫌な顔せずずっとここに鎮座しているということだからそのプロ精神に敬意を評したい。

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脱衣所の規模や席数を考えるとフロントはこじんまりとしているが、靴を履き外に出れば休憩用のスペースが設けられていて、これもまたナイス配慮である。

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梅雨になってまた少し肌寒くなったようなここのところだが風を浴びながら飲んだり休んだりできるっていうのは素晴らしいものだ。あと西川口っていう激アツスポットのそばだから好きな人にとっては一発、素敵なサムシングもありえるかもね。駅からまだ遠い住宅街の中に立ちんぼっぽいおばさんが数人疎らに立っていたんだけどあれは一体ナニ・・・・

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さて、自分の友人(割と接点あったと思うけれど向こうに忘れられていたらとても悲しいが)が経営している土産物屋がこちら。自分も機会があれば行ってみたいなあ。ライブだったりとか、代官山蔦屋に土産物おいてあったりしてなんだかすごいな

www.instagram.com

 

それと、今回紹介した喜楽湯の経営もやりながら運営されている東京銭湯というサイト。

tokyosento.com

銭湯好きが伝わってくるとてもいいサイトだ!若者が古き良き日本文化を立て直して創生していくような気概がものっそい感じられる!自分もブログつけ始めたけど、一つ一つの記事からリンクやら協賛、プラットフォームまでこんなにイカしてるサイトには勝てねぇなーとかなんじゃこりゃーとか思いつつ、鼻から同じ土俵ではないしねと開き直りながら、ぼくの銭湯巡りもぼちぼち続きます。大それた目的もないが、これからも自分の言葉でフラットに所感を綴っていくぞ!

 

まとめ

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喜楽湯

〒332-0015 埼玉県川口市川口5-21-6

川口駅西川口駅から徒歩12分

駐車場あり

15:00 〜 23:00 第4月曜やすみ
土曜 / 日曜 朝風呂 8:00 〜 12:00
水・金・日は薬湯

喜楽湯 | 埼玉県川口市の銭湯 - 東京銭湯 - TOKYO SENTO -

 

若番頭が経営する、銭湯愛と手作り感溢れるハートステーション的プレイスです!

ほんの少しだけ、たった一つだけおれが思ったことを挙げるなら・・・。新しくて、いい意味でも悪い意味でも、すごくオシャレな雰囲気がそこかしこに漂っていた。高校生の頃、クラスのゴリゴリにオシャレな人と接するのは正直、居心地が悪かったりした記憶がある。おれの本質はナードだし、劣等感みたいな感情も間違いなくあるだろう。多くはないだろうが、そういう感情を持つ人もいるのでは?と思ってしまった。おしゃれアイコンとして銭湯をチョイスする人達、銭湯をおしゃれに楽しむ人達に追い出されてしまうような、クソダサくて、汚くて、ジジイとばっか話していたい、ていうか現時点でジジイの、おれみたいな人が、おれみたいな卑屈なジジイが何処かにいるのでは?と思ってしまった。誰かが手を差し伸べようとしてもいろんな人のいろんな勝手が秩序を壊していくものだから、共存ってのも難しい。いい循環こそ起こって欲しいと願う。茶を濁すようなことをいってしまったけれど、兎にも角にも、埼玉の革命はこの銭湯から始まると信じている!(何らかの組織に消されはしないよなおれ・・・)

古き良き日本の存続は、何かしらのこういった確変を起こさなければやっぱり厳しいのかもしれないと改めて知ったような、そんな夜だった。

 

ふぅ・・・